腐朽し始めたウッドデッキを作り替えてほしいという依頼でした
以前のデッキは、材料に通称SPFとよばれる物が使用してあり
塗装はしてあったものの、やはり木の耐久性に問題があり腐ってしまったようです
デッキが長持ちする最大の条件は風通しです
廻りを家に囲まれてたりする場合は特に
腐りにくい材料を選ぶことが大事だと思います
まずは基礎工事
沓石は羽子板付きの物をよく使います
90センチ以下の間隔でモルタルを使い設置していきます
この時に沓石の水平を精度よくしておくと楽です
設置し終わったら、防草シートを敷き詰めます
基礎が終わり、沓石を設置した時のモルタルを十分に乾かしたら
いよいよ下地作りです
使用する材料はハードサイプレスという
オーストラリアのヒノキです
世界で一番シロアリに対して強いといわれてます
下地は色々な方法がありますが、板2枚で束を挟む方法が一般的です
そして、仕上げに使う床板の厚みにによって根太のピッチを決めます
完成です
今回は無塗装での仕上げです
経年劣化で、そのうちシルバーグレイ色に変化し
味わいのある雰囲気になっていくでしょう
以前より床の面積が広くなり、奥様も安全に洗濯物が干せると喜んでました
反対側のステップは、付近にある水洗を使う際に邪魔にならないようにしました
ステップに腰掛けて、蛇口が使えると喜んでいただきました